元々はリビングとリビングの隣の洋室まで繋がっていたキッチン室は、以前子供たちの成長に合わせて部屋を分けるリフォームを行った結果できた部屋でした。２世帯住宅で１階にもキッチンがあるため、料理をしながら子供たちの様子をみる必要のなくなった近頃は、２階で料理をする機会も少なくなり、キッチンしかない部屋を益々もったいないと感じるようになりました。そこでキッチンスペースに自分だけでお茶を飲みながらＰＣ作業ができる空間を作ろうと思い立ちました。収納不足も感じていたので、この機会にリビングに壁面収納もつけることにしました。
壁面収納は大容量でたくさん収納できるにも関わらず、思った程圧迫感もなく、スッキリ部屋に馴染んでくれたので良かったです。下の方を引き出しタイプにしたのも使い勝手が良くて大正解でした。
またキッチン、リビング共に壁に１面だけアクセントを入れたことで、より部屋で過ごす時間が楽しくなりました。
アクセント部分はどのような壁紙にしたら良いか迷っていたところ、完成後のイメージ画像つきで何種類かご提案いただけたので、その中から選びました。特にリビングの白いレンガ調のクロスはグリーンが映えるので気に入っています。周辺の白い壁紙はカタログの中から自分で選んだのですが、光の加減でキラキラ光るところが気に入ったようで子供に褒められました。
元のキッチンがそれほど古くなかったので、リフォームするか迷いましたが、思い切ってリフォームして良かったです。ありがとうございました。

今回幅260cm弱のペニンシュラ型の立派なキッチンから、ＰＣ作業用のテーブルが置けるスペースがつくれるくらい幅の狭いキッチンへ交換したいとのご要望をいただきました。築12年と築浅の物件だったので、なるべく床や壁などを傷つけない最小限の工事にとどめられるよう同じくペニンシュラ型で幅の狭い商品を探していたところ、丁度クリナップのコルティというシリーズで幅124ｃｍのフラット対面キッチンが新発売されたので、こちらをおすすめしました。レンジフードは既存のものを再利用しています。Ｙ様は具体的なご要望をお持ちでしたが、実際に施工した時のイメージが湧かず不安を抱えていらっしゃいました。そこで完成後のイメージ画像を作成したところ、わかりやすいと喜んでいただけました。リフォーム完了後に早速ダイニングセットを購入され、快適にお過ごしいただけているようで嬉しいです。

※ペニンシュラキッチン・・・キッチンの一方が壁か柱にくっつき、もう一方が半島のように突き出た形のキッチン