突然動かなくなった！といった事がないように事前の点火状況」「お湯の出具合」「リモコンのエラー表示」等の確認をしておきましょう。

給湯器は精密機器
外見からでは、想像しにくいですが、給湯器は、熱を作るヒーターと、水をおくるポンプ、そしてそれを制御する電子機器で構成されます。単にお湯を出すだけではなく、湯温の調整と安定化、お湯の量を感知して自動でお湯を沸かして循環する等の働きをしている給湯器、シンプルですが、まぎれもないく精密機器と言えると思います。

10年で壊れる？
CDプレイヤーやテレビも、毎日使って10年経てば大分くたびれてくる、壊れても仕方がないとイメージを持たれる方も多いのではないでしょうか？
給湯器も毎日一定の時間使う方が多いと思います。精密機器である給湯器もテレビやラジオと同じようなものとイメージしていただければと思います。

給湯器が調子悪くなる事
ヒーターの調子が悪い、ポンプがおかしいといった自動車の調子と同じように不具合が起きることもあります。代表的な症状をご紹介します。

1給湯温度が安定しない

お湯を他の場所で使っていないか。複数箇所で使っていると温度が安定しない事が多いです。

2音がおかしい、異音がする
不完全燃焼時では、ボンボンといった音が聞こえます。ファンモーターの不具合、汚れ、配管の圧力変化等でも異音がします。感覚的な事ですが、変な音がすると感じたら点検をおすすめします

3臭い、異臭がする
強烈にガス臭（ガス会社が漏れが確認できるようにつけたもので、本来ガスに、臭いはありません）がする時は、ガス漏れの可能性があるので危険です。
給湯器を設置した初めの時の油のにおいは、組み立ての際のものなので臭いが無くなれば問題ありません。

4お湯がぬるい
一部だけお湯が低い複数お湯の出る場所があるなかで、一部の場所だけお湯の温度が低いのであれば、水栓のサーモスタット部分の不具合の場合があります。全体的に低いのであれば給湯器本体に原因があるかもしれません。放っておいてもお湯は暖温かくならないので、点検して、交換や修理をしましょう。

5黒い煙
もし黒い煙がでていたら、不完全燃焼によるものです。すぐに給湯器の交換もしくは修理が必要です。

6お湯になるのが遅く感じる
ガス不足による場合がありますが、ガス不足かどうかは他のガス機器で確認（コンロをつけてみる）してみましょう。ガス不足であれば火が安定しません。配管が凍結している事や、極端に冷えていると配管を温める時間が必要になるため遅く感じる場合があります。お湯の温まりの速度は外気温や配管の長さで変わるので故障ではない場合もあります。（凍結による配管の割れ等はすぐに修理が必要です）。

7故障かなと思ったら？
給湯器は不具合かな？と感じたら、まずメーカーサポートに連絡し確認する事をおすすめします。その上で、給湯器以外の場所の確認も兼ねてリフォーム会社等に連絡する事をおすすめします。長期間使用している場合にも、点検をおすすめします。

8その他
「エラー番号」の確認をしましょう。
電源が入らない＝コンセントを抜き差ししてみると復旧する事があります

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2019年11月確認
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電話の際には、給湯器の型番を控えておいた方がスムーズです。