先日、社内で学生時代のアルバイトについて話をしていました。
コンビニエンスストアやカフェの店員、家庭教師など、みんな頑張っていたようです。珍しい職種としては巫女さんをしていた社員もおり、なかなかできない貴重な経験で「うらやましい!!」と話が盛り上がりました。
その話の中で、郵便配達のアルバイトをしていた社員が、「あの頃、庭で飼われている大きな犬に吠えられて、ポストまで配達するのがとても怖かった。」と話していましたが、近年は外飼いの犬を見かける機会がめっきり減りました。
昨今では、番犬ではなく家族の一員、小型犬が多く外飼いに向かない、住宅事情、ご近所問題などがあり、室内飼いが多くなりました。

家の中で愛犬が暮らすことは、抜け毛や臭いの問題が仮にあったとしても、それ以上にメリットは多いのではないでしょうか。同じ屋根の下で一緒に過ごすので、厳しい暑さや寒さ、雨風は避けられるので安全です。他者から危害を加えられる心配もありません。
ただし、家の中にも人間目線では気づかなくても、愛犬にとっては危険なことが多くあります。
代表的なこととしては、フローリングなどで滑り膝や足腰への負担、電気コードを齧るおそれ、階段やベランダからの落下などが挙げられます。
危ないと感じたら「ダメ!」と注意するより、環境を整えてあげることが大切です。そうすることにより、お互いにストレスが少なく安全に過ごせます。
近年は、愛犬と安全で快適に過ごすための商品が多数販売しておりますので、その中からいくつかご紹介します。

・ペットドア
人間の手を借りなくても室内ドアに付いたくぐり戸で、小型犬は自由に部屋の出入りができます。
閉めているドアを出入りのたびに開閉する手間もなく、常にドアを開放しておく必要はないので光熱費の削減にもなります。

＜大建工業/室内ドア　ペットドアと取っ手＞

・床材(フローリング)
フローリングは、抜け毛がわかりやすくお掃除が簡単な点も魅力のひとつですが、一般的なフローリングでは小型犬の膝や足腰に負担がかかります。滑りにくさを実現し膝や足腰のことを考えた床材なら、負担軽減につながります。
また、ペットのよだれやおしっこにも強く、抗菌や抗ウィルス等衛生面に考慮した機能やひっかき傷などにも強い素材、また床暖房にも対応可能なもの等、人にも小型犬にもやさしい商品があります。

＜大建工業/フローリング　ワンラブフロア＞

・床材(カーペット)
愛犬が元気に遊んでいる姿を見ているのは楽しいものですが、室内を走り回ったり飛び降りたりすると膝や足腰が心配になります。カーペットを敷くと膝や足腰の負担軽減になり、音が気になる場合は防音カーペットを使用することで、さらに床衝撃音が軽減できます。
また、置き式のタイル状のカーペットなら、汚れた部分だけを取り外して洗えるので簡単に清潔を保てます。

＜大建工業/防音カーペット　ドレミ＞

・壁材
生活臭を消すために芳香剤を置かれるご家庭もありますが、一般的に犬は人工的な香り(芳香剤や香水など)が苦手と言われています。また、人間の100万倍(※)鼻が利くらしいので、人間では気がつかない生活臭や芳香剤の香りに悩まされているかもしれません。
一見、見た目ではわかりづらいですが生活臭やペット臭など気になる臭いを軽減する消臭機能、シミや汚れが付きにくい防汚処理、湿気を吸って結露やカビを抑え乾燥している時は湿気を放出して潤いを調整する機能など、機能付き壁材も数多くあります。 ※数字は諸説あります。

＜大建工業/壁材　さらりあ～と シンプルパレット＞

今回は、小型犬の安全とお掃除の手間の軽減を考え、ドア、床、壁の商品をご紹介しました。
犬は、胴体が長いため腰痛になる可能性が高いので、多くのご家庭ではフローリングの上にカーペット等の敷物を敷く対策がとられています。
そのため、特にフローリングはリフォームを検討される部位ですが、いざ張り替えとなると家具などの移動や工事費用も掛かりますので、大型リフォーム をご検討いただく際には、ぜひペット共生リフォームも候補の一つとしてご検討ください。