<台所・キッチンのリフォーム 価格帯別割合>
キッチンをリフォームする場合、大きく「50万円未満」「50万円以上60万円未満」「60万円以上70万円未満」「70万円以上100万円未満」「100万円以上」の5つに分けることができます。
販売件数などの実績を基に、BXゆとりフォームが独自に集計したデータによると、それぞれの割合は右上記のグラフのようになります。
キッチンのリフォームは、10%が「50万円未満」、25%が「50万円以上60万円未満」、25%が「60万円以上70万円未満」、20%が「70万円以上100万円未満」、残りの20%が「100万円以上」をかけて行っています。
システムキッチンへのリフォームは、キッチンの形状と求める機能によって価格が決まってきます。
ポピュラーなのは「I型」と呼ばれる、シンクやコンロが壁に向かって横一列に並んだタイプです。このほか、コーナーを利用した「L型」や、ダイニングを見渡しながら調理・洗い物ができる「対面型」、部屋の中心にキッチン台を置いた「アイランド型」などのタイプもあります。
一方、機能面では、天板の素材や収納棚の品質、食器洗い乾燥機の有無などのオプションが価格の差となって表れます。
購入状況を見ると、I型で3口ガスコンロと使い勝手のいい収納を備えた「50万~60万円」と、人造大理石の天板・シンクなども選べる「60万~70万円」クラスを選んでリフォームする人が多く、この2つで約半数を占めています。
リフォームを行う第一の目的は、「今ある不満を解消すること」です。
リフォームに着手するまえに、リフォーム会社の担当者としっかり話し合い、解決したい問題点を明確にしておくのは、非常に大切なことです。
それでは、リフォームで解決したいキッチンの悩みのうち、よくある例をご紹介します。
昔のシステムキッチンは、高さ85cmが標準のサイズだったため、使う人の身長によっては、高すぎたり低すぎたりということが起こりがちです。現在のシステムキッチンは、2.5cmまたは5cm刻みで高さを調節できる物も多く、使い心地のいい高さを選ぶことができます。
かつてのシステムキッチンは、奥に入れた物が取りにくい開き戸タイプの収納が多くなっています。このような日常的な不便さを解消することが、リフォームに踏み切る理由のひとつです。
現在のシステムキッチンは引き出しタイプが主流で、ホットプレートのような大型の器具を収納しやすい、大きな引き出しも設けられていることが多いです。リフォームによって、収納環境の大幅な改善が期待できます。
コンロやレンジフード、換気扇の掃除がしづらいことも、リフォームの動機の上位を占めています。毎日使うところであり、汚れるのも早いので、お金をかけてでも、いい環境を保ちたいと思う人が多いようです。
キッチンのリフォームは、キッチンの形状をはじめ、食器洗い乾燥機やビルトインオーブンをつけるか、ガスコンロにするか、IHコンロにするかなど、必要とする機能によって価格が変わってきますので、一概にいくらかかるとは言いきれません。
そこで、ポピュラーなI型キッチンで一番多い2m10cm幅の物を中心に、それぞれの価格帯別にできること・できないことをご紹介します。
システムキッチンとしては最安値の価格帯で、上下の収納、ステンレスのシンク・調理台、ホーロー製のガスコンロ、水を入れるタイプの片面焼きグリルがセットになっている物が一般的です。
見た目は1つ上のグレードと大差ありませんが、引き出しのレールの強度や滑らかさに違いが、どうしても出てしまうことが多いです。中にはレールの強度が低いため、物を詰めると最後まで引き出せなかったり、がたつきが大きかったりする物もあります。また、収納扉の表面部分の光沢や汚れのつきやすさでも、上のグレードとの差が出ることが多くなります。
システムキッチンの設備は、50万円未満の物とほぼ同じですが、引き出しのレール強度や滑らかさの問題がなく、物が多く収納された状態でも、最後まで引き出すことが可能です。
また、安価なシステムキッチンには、下部に約5cmのデッドスペースがよく見られますが、この価格帯のシステムキッチンには、そのデッドスペースがないタイプの物もあります。そういったタイプは、ホットプレートなどを入れるための引き出しが設けられていることが多く、効率的に収納スペースを使えます。
50万円未満のキッチンに比べ、表面への汚れもつきにくくなっており、費用に対して高性能な商品が多いことから、人気がある価格帯です。
60万円以上70万円未満のクラスは、上下の収納、片面焼きグリルといった、60万円未満のシステムキッチンにある設備に加え、ステンレスの天板・シンクのほか、人造大理石の天板・シンクが選択可能になります。人造大理石は天板とシンクにつなぎ目がないため、掃除もしやすいのが特徴です。
また、商品によっては、天板がガラス製のコンロや、無水両面焼きのグリルなどがついている物もあります。
例えば、ステンレスならクリナップ、人造大理石ならトクラス(旧ヤマハリビングテック)など、メーカーごとに特色があるので、どのメーカー・シリーズにするかを選んでから、商品グレードやオプションを考えるのがおすすめです。
キッチンのリフォームにかかる費用は、「システムキッチン本体の価格」と「工事費」の2つの部分からなり、その合計額となります。見積書の内訳についてチェックしてみましょう。
システムキッチン本体の価格は、どの商品を選ぶか、サイズ、扉のグレード等によって異なります。
どの商品を選んでも、工事費用の部分が大きく変わることはありませんので、リフォーム価格の違いは、本体費用の違いによるものです。
オプションをつける場合は、この項目にオプション金額が加算されます。
キッチンに食器洗い乾燥機を設置するには、100Vの単独配線の引き込みが必要になるなど、選んだ商品によって別途工事が発生する場合があります。
交換工事全般にかかる費用で、組立・解体工事や配管工事、廃棄処分費などからなります。
昔ながらのキッチンからシステムキッチンへの変更の場合は、壁の下地、キッチンパネル、換気扇のダクト工事費などがかかります。
このほか、ガス配管の位置を変える場合は、ガス会社の工事が必要です。
配管工事などは、ユニットバスやトイレも関わってきますので、全体のリフォームとあわせて行うのがおすすめです。
最後に、価格帯別のリフォーム事例をいくつかご紹介します。
中古マンションを購入し、内装のリフォームを行った施工例です。
子供が学業を終えて独立するタイミングで、いずれは別の土地に移ることを施主が検討していることから、今回のリフォームでは大幅なことはせずに、気になる部分に重点を置いたリフォームとなっています。
コンパクトながら収納力の高いI型のキッチンを選び、オプションとして、施主にとっての必需品である食器洗い乾燥機を設置しています。
木造の戸建て住宅で、約20年間使ってさまざまな問題が出てきたキッチンをリフォーム。内装も一新し、オープン型キッチンに替えた施工例です。
施工主は、経年劣化によるキッチンの扉の閉めづらさや、換気能力が落ちたために、リビングまで臭いが残るようになってしまったことなどからリフォームを決意しました。
カウンターは、傷に強く、鍋敷きを置かなくても熱い鍋がそのまま置ける、頑丈なセラミックトップを選択。
カウンターが重厚感ある色となった分、床材は、主張を抑えて見た目にもバランスのいいヘリンボーン柄にしました。
キッチンとダイニングのあいだにあった壁を撤去したことで空間が広がり、カウンターの椅子に座って食事ができたり、家族でいっしょに料理を作ったり、キッチン周りに集まれたりするようになりました。
キッチンのリフォームでは、キッチンの床、壁紙張替え、照明の交換といった内装と一緒にリフォームもおすすめです。別々にリフォームするより効率的にメリットが大きいので、ぜひ検討してみてください。
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