<お風呂・浴室のリフォーム 価格帯別割合>
お風呂・浴室をリフォームする場合、大きく「80万円未満」「80万円以上100万円未満」「100万円以上」の3つに分けることができます。
販売件数などの実績を基に、BXゆとりフォームが独自に集計したデータによると、それぞれの割合は右上記のグラフのようになります。
ユニットバスの交換は、50万円前後から可能ですが、この予算の場合、水栓の位置や、壁と床の材質などといったデザインのバリエーションが少ない場合が多いです。
そこで、最高グレードとはいかないまでもデザインが豊富で掃除もしやすいタイプを選び、80万円以上100万円未満の費用をかけてリフォームを行う人が4割と最も多く、50万円前後を中心に80万円未満でリフォームを行う人が3割、100万円以上の費用をかける人が3割という結果になりました。
なお、「タイルの浴室からユニットバスへの交換」の場合は、タイルの撤去などの工事が必要になるため、ユニットバスの交換に比べてその分費用がかかります。
一方、水栓の交換など劣化した部品の交換もでき、その場合は数万円程度の費用となることが多いです。
「そろそろリフォームしたいなぁ…」と思っても、数十万円をかけてのリフォームを決めるのは、なかなか勇気が必要ですよね。
「みんなはどうしているのか気になる」という人のために、お風呂・浴室のリフォームを決めるきっかけで、多い理由をいくつかご紹介します。
マンションの場合、「壁の中の錆が原因で、浴室の壁材が下のほうから膨らんできた」「浴室の壁のコーティングが割れてきた」など、経年劣化により壁材・床材や配管が傷み、水漏れが心配になったというのが、リフォームを決めた理由の第1位です。
万が一、階下に水漏れしてしまうと、大きなトラブルにもつながりかねません。そうなるまえに、浴室のリフォームをしたいと思う人が多い傾向があります。
戸建て住宅の場合は、昔ながらのタイルの浴室を、ユニットバスにするためにリフォームをする人が多くいます。
地震や経年劣化により、タイルにヒビが入っている場合もありますが、浴室内が寒かったり、浴室の入口の段差が気になったり、湯船の縁が高くてまたぎにくかったりといった使いづらさを解消したいというのが、一番の動機となっています。
「浴室の隅や天井のカビが気になる」「古い浴室なので全体的に暗い」などの悩み解消のために、リフォームをする人も多くいます。
最初に、お風呂・浴室のリフォームには「80万円未満」「80万円以上100万円未満」「100万円以上」の3つの価格帯があるとご紹介しました。
これらの価格の違いは、水栓の数や位置、浴室のデザイン、浴槽の素材、壁材・床材の素材、掃除のしやすさ、照明、換気扇、その他のオプションの違いからくるものです。
それぞれの価格帯別のできること・できないことは、およそ次のようになります。
80万円未満、中でも50万円前後でのリフォームは、現在の浴室と同じサイズのユニットバスへの取替えが可能です。
基本的に、水栓は浴槽と洗い場の兼用となり、浴槽と洗い場のあいだに1ヵ所ついているデザインとなりますので、鏡の正面に座って湯桶にお湯を入れるという使い方はできません。
また、カウンター付きなど、各社製品によって多少のデザインの違いはありますが、選べるデザインは限定されます。シリーズによって、汚れがつきにくい壁や水はけのいい床、掃除が簡単な排水溝などをいくつか標準装備しているものもあります。
80万円以上100万円未満の費用をかけてのリフォームでは、配管スペースなどを極力小さくした商品であれば、洗い場・浴槽ともに5cm程度スペースを広げることが可能です。たった5cmとはいえ、マンションの浴室は「1418サイズ」(140cm×180cm)や「1216サイズ」(120cm×160cm)などが多いですから、5cm広がっただけでも広々と感じられます。
50万円前後でのリフォームに比べて、壁一面にアクセントパネル材を配置したり、浴槽・鏡の形状、床やアクセントパネルの色・素材・デザインを幅広く選べたりするなど、自由度が高いのが特徴です。また、このクラスのユニットバスのほとんどが、カビがつきにくい壁や水はけの良い床を装備しているため、掃除がしやすくなります。特に、タイルの浴室や50万円クラスのユニットバスからこのクラスに変更し、掃除のしやすさに驚いたという人は多くいます。
100万円以上でのリフォームでは、80万円以上100万円未満クラスの設備に、さまざまなオプションを加えることで、より自由度の高いカスタマイズが可能になります。
例えば、人工大理石素材の浴槽にしたり、ジェットバスにしたり、打たせ湯など多彩な感覚を再現した多機能シャワーヘッドなどをつけたりすることで、より自分好みの空間を作ることができます。
お風呂・浴室のリフォームにかかる費用は、「ユニットバス商品価格」と「工事費」の2つの部分からなり、その合計額となります。見積書の内訳についてチェックしてみましょう。
ユニットバス本体の価格は、どの商品を選ぶかによって異なります。
どの商品を選んでも、工事費用の部分が大きく変わることはありませんので、リフォーム価格の違いは、本体費用の違いによるものです。
オプションをつける場合は、この項目にオプション金額が加算されます。
交換工事全般にかかる費用で、組立・解体工事や配管工事、廃棄処分費などからなります。
築年数が古い場合などは、配管引き換え工事や電気の配線工事が必要な場合もあります。
工事費は基本的には一定ですが、水道管を根本から取り替えたり、浴室乾燥暖房機設置のために分電盤から直接電源を引いたりするなど、プランに想定された工事を上回る工事が必要な場合は、別途料金がかかりますので注意が必要です。
配管工事などは、キッチンやトイレも関わってきますので、全体のリフォームとあわせて行うのがおすすめです。
最後に、価格帯別のリフォーム事例をいくつかご紹介します。
ユニットバス本体の価格は、どの商品を選ぶかによって異なります。
どの商品を選んでも、工事費用の部分が大きく変わることはありませんので、リフォーム価格の違いは、本体費用の違いによるものです。
オプションをつける場合は、この項目にオプション金額が加算されます。
浴室の扉の下部分が経年劣化で腐ってしまったことをきっかけに、マンションの浴室をリフォームした事例です。
これまでは浴室内に給湯器(バランス釜)があり、その分スペースが狭くなってしまっていました。
リフォームでは、まず給湯器を外に出すことで空間を拡大。限られたスペースを広々と使えるようになりました。
新しいユニットバスは、「24時間換気扇を回しても床の水気が取れない」という悩みを解決するため、排水性の高さを重視しました。
浴室を、間仕切りユニットを使って脱衣室側に広げた事例です。
洗濯機と壁に挟まれてデッドスペースとなっていた0.25坪分を浴室に加えたことで、浴室にゆとりが生まれました。
広がったスペースを有効活用し、バスタブは大人がゆっくり足を伸ばして入れる大きさで、断熱性が高くお湯が冷めにくいタイプを選択。壁は白としつつ、水栓側のみヴィヴィッドブルーのアクセントパネルを加えることで、メリハリのきいた、すっきりした空間に仕上がりました。
また、脱衣室と浴室のあいだの扉・間仕切り壁をガラスにしたことで、実寸以上に広々と感じられる明るい浴室空間が完成しました。
築30年の戸建て住宅で、タイル浴室からユニットバスにリフォームした事例です。
タイルの浴室は冬寒く、洗髪時に体が冷えてしまう苦労があったそうです。リフォームに際しては、お湯が冷めにくい断熱性が高いバスタブを選択しました。また、「子供や孫が集まったときに、気持ち良くのんびり過ごせるお風呂にしたい」という要望で、送風、暖房、乾燥、換気ができる浴室乾燥暖房機をオプションでつけています。
カビや汚れを落としやすい床になったことで、掃除もしやすくなりました。
浴室のリフォームでは、入り口を設置するために洗面所の壁を一部壊したりするため、洗面台交換・洗面所の内装とセットでのリフォームもおすすめです。費用にして平均20万円前後のプラスとなりますが、別々にリフォームするより価格的にも効率的にもメリットが大きいので、ぜひ検討してみてください。
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