浴室が暗いと、どことなく寒々しい印象になってしまいます。 浴室が明るくなることで、印象が変わるだけでなく、入浴のリラックス効果を高めてくれることも期待できます。 明るい浴室にするためのポイントを押さえて、居心地のいい開放的な浴室を目指しましょう。
浴室を明るくする6つのポイントをご紹介します。今すぐできる対策もありますので、ぜひ実践してみてください。
柔らかな黄色の電球を使った照明は、リラックス効果が高く、落ち着くことができます。
しかし、浴室に開放感や明るさをプラスしたいのであれば、太陽の光に近い昼白色の電球を使うのがおすすめです。
電灯の色には、昼白色よりもさらに明るい色の昼光色もありますが、これだと目が疲れやすくなるので、 浴室にはあまりおすすめできません。
また、脱衣室だけを昼白色にするという方法もあります。浴室にどのような雰囲気を加味したいかによって決めるのがおすすめです。
さらに、照明の色だけでなく、明るさも電球によって異なります。
こちらも明るい物を選べば、それだけ浴室は明るくなりますが、リラックス効果という点では、あまり明るすぎないほうが適しています。
また、古くなってきている電球を替えるだけでも、浴室の雰囲気は変わります。
経年によって暗さが出てきてしまった電球は、早めに交換するのがおすすめです。
・照明を交換する際のポイント
照明を交換する際は、LED電球を選ぶのがおすすめです。
LED電球は、省電力で省エネ効果が高いこと、10年ほど使える長寿命であることが特徴です。
さらに、白熱電球などと比べて発熱しにくいため、熱で照明カバーが溶けてしまうなどのリスクを低減できます。
ただし、LED電球には数多くの種類があり、電球の性能によっては明るすぎると感じる可能性があります。
次に、照明が明るすぎるため、少し暗くしたい場合のポイントを紹介していきます。
・照明が明るすぎて、暗くしたい場合は?
照明が明るすぎる場合には、明るさが調整できる照明や暖色のライトにするのがおすすめです。
特に、浴室の安全性とリラックス効果を両立させるためには、調光できる照明を検討してみてください。
調光することで、子どもと入浴する際は安全のため明るく、一人で入浴する際はリラックスできるよう暗めにするなど、シーンに合わせて快適に入浴することができます。
浴室の窓は、外からの光を取り入れるために大切な設備です。
たとえ入浴時間が夜だったとしても、外に向かって窓が開かれていれば、開放的な印象になります。
また、浴室と脱衣室のあいだにあるドアの開口部を広げれば、脱衣室の光を利用して、浴室内を明るい印象にできるでしょう。
あちこちの光を上手に浴室に取り入れることで、明るい浴室を作り出せるのです。
とはいえ、採光は、そう簡単に増やすことのできない要素です。窓を増やしたり、浴室ドアの開口部を大きくしたりするためには、ある程度大規模なリフォームが必要になります。なかなかそこまでできないという場合は、脱衣室の照明をより明るい物に変えてみたり、窓から見える庭にランプを置いてみたりしてもいいでしょう。
浴室の内装を考える際に、明るい色味をメインカラーにすると、明るい印象の浴室を作り出せます。
シックなブラウンやブラックを基調にした浴室も魅力的ですが、窓や広さなど、他の要素で暗さが気になるという場合は、明るい色合いを選ぶことをおすすめします。
浴室の内装も、そう簡単には変えることのできない要素ですが、床の色はバスマットを敷くことでも変えられますし、壁紙もDIY用の浴室壁紙が売られています。ひとまず色の効果を試してみたいという場合は、このようなアイテムを使って雰囲気を明るくするのがおすすめです。
本格的なリフォームをする場合は、専門家に依頼することで美しく仕上げられます。
浴槽自体の色を明るくすることでも、浴室全体が明るく清潔な印象へと変わります。
膨張色である白色の浴槽にすれば、空間を広く見せてくれる効果も生まれます。
そのため、浴室の暗さの他に窮屈さが気になる場合には、白色の浴槽を選ぶのがおすすめです。
特に、人造大理石・人工大理石はFRPとは違う光沢感がある白色であるため、清潔感や明るさだけでなく、高級感も演出できます。
・おすすめの人工大理石浴槽とは?
人工大理石とは、アクリル樹脂やポリエステル樹脂を用いて、天然の大理石に似せて作られた素材です。
人工大理石はラグジュアリー感がある素材であるため、暗くて寒々しい浴室の印象を変える際におすすめです。
人工大理石の浴槽は、素材によって性能や質感、価格帯が異なります。
アクリル系の人工大理石は、高い耐久性・耐熱性や、汚れが付きにくいというメリットがあります。
それに対してポリエステル系の人工大理石は、機能性や美しさを兼ね備えながら、アクリル系よりも安価で、予算に合わせて選びやすいことがメリットです。
人工大理石浴槽の詳細については、以下の記事をご覧ください。
関連記事:人工大理石製の浴槽を浴室に置くときに知っておきたいこと
まったく同じ面積でも、壁に囲まれた部屋と、ガラス張りの開放的な部屋では、後者のほうが明るいイメージになります。
浴室も、脱衣室とのあいだをガラス張りにしてみたり、透明アクリルを使用したりすることで、より開放的で明るい浴室を作れます。
このような浴室はデザイン性にも優れますから、スタイリッシュな部屋にリフォームしたいと考えている方にもおすすめです。
ホテルのようなおしゃれな浴室にしたい場合は、ぜひ検討してみてください。
そこまで本格的なリフォームはしたくないという方には、鏡を使ったリフォームがおすすめです。
浴室内に大きな鏡を据えることで、奥行きがあるように見えますから、室内が広い印象になります。
浴室の鏡は、うろこがついてしまいがちですが、ついたうろこをしっかり落としたり、鏡を交換したりするだけでも、普段の浴室に奥行きを感じられるようになります。
・ガラス張りのお風呂を紹介
ガラス張りのお風呂は、高級感のある空間や個性的な空間を演出できるのが特徴です。
中庭やテラスに面した場所に浴室があれば、自然を感じながら入浴することもできます。
また、家族に子どもや高齢者がいる場合には、浴室内の様子を確認しやすいため、トラブルがあった際にも役立ちます。
さらに、ガラス張りのお風呂のメリットとして、開放感を出すことができます。
壁が透明であるため閉塞感がなく、浴室外の光を取り入れて明るい浴室を実現できます。
関連記事:なぜガラス張りのお風呂は人気なの?そのメリットや恥ずかしさへの対策とは
整理整頓は、リフォームしなくても浴室を明るくできる方法です。
浴室内にたくさんの物を置くと、それによって光が遮られてしまう可能性があります。また、物が多いと、それだけで雑然とした印象になってしまいます。
浴室という限られたスペースに置く物を減らすことで、光が浴室のすみずみまで行き渡り、広々と明るい印象を持たせることができます。
・収納をカスタマイズする
最近では、壁にマグネットを付けられるユニットバスが増えてきており、マグネット式の棚やフックを活用するケースが増えてきています。
マグネット式の収納を使えば、収納スペースの場所や数を自分好みにカスタマイズできます。
マグネット式の収納はサイズ・形が異なる製品が豊富にあるので、浴室のサイズや置きたい物の量に合わせてカスタマイズするのがおすすめです。
浴室のリフォームやイメージチェンジを考えている方は、ぜひ明るくするための6つのポイントを意識してみてください。
まずは、浴室内の整理整頓や電球の色の見直しを検討してみてはいかがでしょうか。
BXゆとりフォームでは、目的や希望に応じた浴室リフォームをすることが可能です。
よりしっかりと明るさ対策をしたいと感じたら、ぜひお気軽にご相談ください。壁の色や鏡の設置、窓の取り付けなど、お客様のニーズに合わせてご提案いたします。
BXゆとりフォームは、お客様に安心してリフォームをご依頼いただけるよう、お客様アンケートのご回答をサービスに活かしてまいりました。
高評価に慢心することなく、今後とも顧客満足度100%を目指して、感動のリフォームをご提供してまいります。
※10万通以上のお客様アンケート結果より
お客様の「困った」 「どうしよう」に、経験豊富なリフォームアドバイザーが素早くお応えします。
私たちは、お客様とのコミュニケーションを大切にし、気持ちよくお付き合いいただける間柄を目指します。
親身になってよく考え、感動のリフォームをご提供いたします。