浴室を和風にリフォームしたい場合は、そのための基礎知識やメリット・デメリットをしっかり押さえ、慎重にリフォーム会社選びをすることが大切です。
ここでは、浴室を和風にリフォームする際のポイントや、和風の浴室のメンテナンスについてご紹介します。
和風の浴室の主役は、檜風呂のような木製の浴槽や、陶器・陶板の浴槽といった、一般的な材質ではない浴槽だといえるでしょう。また、石風呂は露天風呂として外に置かれることがほとんどです。和風の浴槽はそれだけでも高級旅館のお風呂のような雰囲気を演出してくれます。
しかし、多くの和風浴槽は比較的高価な製品です。また、ユニットバスには、和風テイストの製品がほとんどありません。その場合は、一般的なデザインの浴槽に、床や壁、エプロン部分などで和の雰囲気を出すという方法も有効です。
和風の浴室にリフォームするためには、各パーツの特徴を押さえることが大切です。また、和風の浴室における照明の効果も見ていきましょう。
和風のお風呂の浴槽では、主に木や陶器、石などの素材が使われます。
木製浴槽の特徴は、木の香りを楽しみながら入浴できることです。一般的にヒバやヒノキが浴槽素材として使われており、使う木材によって香りが異なります。
陶器製浴槽は、耐久性の高さやお湯が冷めにくいという特徴を持ちます。
石製浴槽は、スタイリッシュな見た目や石材の種類によって何通りものデザインを楽しめることが特徴です。
素材によって特徴が大きく異なるため、どのように入浴を楽しみたいかをイメージして素材を選ぶのがおすすめです。
和風のお風呂の床材には、木やタイル、モルタルなどが選ばれています。
木製の床やすのこを活用した床は、踏んだときの柔らかさや温かみが特徴です。
それに対してタイルは、汚れに強い点や耐久性の高さが特徴です。
モルタルの床は蓄熱性があることが特徴で、デザイン性に優れていることからインテリアを重視する方におすすめの素材と言えます。
浴室の床材の選ぶポイントは、滑りにくい素材かどうかです。
浴室内は転倒リスクが高い場所であるため、毎日安心して入浴できるように滑りにくい床を選ぶのがおすすめです。
壁材は、床材と同様に木やタイル、モルタルが採用されるケースが多くあります。
床材と同じ素材のものを採用すれば、浴室内に統一感を持たせることができます。
逆に、木製浴槽に石材の壁を合わせたり、一般的なFPR浴槽に木製の壁を合わせたりと、いくつかの素材を組み合わせてコーディネートすると個性豊かな浴室を実現することができるでしょう。
和風のデザインの照明も、たくさんの種類が用意されています。ここで注意したいのは、防水加工された「防湿型」の照明を選ぶということ。デザインがいい照明を購入したけど浴室で使えない…ということもあるため注意しましょう。
また、より和風の雰囲気を演出してくれるのは、蛍光灯のような白い光ではなく、電球のような温かみのある色合いの照明です。落ち着いた、モダンな雰囲気の浴室にすることができます。
施工事例:ホテルライクなサニタリー空間にリフォーム
和風の浴室で採用されている浴槽、床材、壁材の特徴を掴むことで、和風の浴室をデザインすることができます。
ここからは、和モダン風のユニットバスにする際のポイントと、ユニットバスを本格的な温泉風にする際のポイントをご紹介します。
完全に和風の浴室にするのではなく、現代風のデザインも加えた和モダンな浴室にしたいという方もいると思います。その場合、浴室の床と壁のデザインと機能性の両方にこだわることが大切です。
床材は、浴槽の素材や色合いとの兼ね合いと併せて、滑りにくさも重視して選びます。
そして壁材は、手入れのしやすさと、手すりを設置して転倒防止対策をすることも考慮したほうがいいでしょう。安全性の高い浴室にすることで、より長く使える浴室にすることができます。
自宅でも温泉旅館のようなお風呂を楽しみたい場合、オーダーメイドすることで理想の浴室を作ることができます。
温泉風のユニットバスでよく使われている素材は、木や石、タイルなどです。既製品のユニットバスだと使える素材が限られてしまいますが、オーダーメイドであれば、好みの素材を選んで自分好みのお風呂を実現できます。
オーダーメイドの場合、引き渡しにかかる日数や費用は大きく変動します。素材にこだわったオーダーメイドの浴室を目指す場合は、一度無料見積もりをしてみるのがおすすめです。
和風浴室のリフォーム後に最も注意したいのが、手入れの方法です。
檜などの木製の浴槽は、防水加工がされていても劣化が早いのです。そのため、お風呂に入ったら、浴室内や浴槽をしっかり拭き、水気をなるべく残さないようにします。その後、浴槽は自然乾燥させます。
また、檜浴槽は乾燥しすぎると割れてしまうため、長期間使わない場合は水を入れたバケツなどを浴槽に入れて、蓋をしておくというような対策も必要です。
リフォームで失敗しないためには、実績が豊富なリフォーム会社を選ぶことが大切です。また、アフターフォローにしっかり対応してくれるかどうかも確認しましょう。
実績が少ない会社に依頼してしまうと、水漏れの原因や、部材選びの適切なアドバイスが受けられないことにもなりかねません。
また、和風の浴室へのリフォームは、一般的な浴室リフォームよりも初期不良が発生しやすいため、アフターサービスがしっかりしていて、信頼できる会社を選びましょう。
BXゆとりフォームは、浴室の和風リフォームの実績も豊富で、2回の無料定期点検に最長10年の保証期間と、アフターフォローも充実しています。浴室の和風リフォームを検討している方は、お気軽にご相談ください。
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